Advantages
‐ 高い判定精度:従来の自動検査装置で誤判定が生じやすかった低感受性菌を、独自の多重評価や二段階アルゴリズムにより高感度・高特異度で確実に検出。
- 臨床上の見落とし防止:臨床上重要な薬剤低感受性菌に対し、適切な抗菌薬選択を支援。
- 自動感受性試験装置への親和性:既存の自動薬剤感受性試験装置や選択培地製品などへスムーズに組み込み可能な優れた展開性。
- 確実な技術的基盤:耐性メカニズムの分子解析に基づく確固たる科学的エビデンス
Current Stage and Key Data
臨床分離株を用いた検証試験を完了し、自動薬剤感受性装置等への実装に向けた開発段階。
- カルバペネム低感受性緑色レンサ球菌: 低感受性株と感受性株を阻止円にて明確に判別。
- カルバペネム低感受性インフルエンザ菌: 独自の薬剤組み合わせにより、90%を超える感度で低感受性株を検出。
- PRGBS: 二段階判定アルゴリズムにより感度0.973、特異度0.989を達成(従来法比で特異度約16%向上)。
Partnering Model
特許権のライセンス供与、共同開発、および自動装置・培地製品への技術組み込みに関する提携。
- パートナー候補例:自動薬剤感受性試験装置メーカー、臨床検査用選択培地・試薬メーカー、および臨床診断ソリューション企業
Background
近年、緑色レンサ球菌やインフルエンザ菌におけるカルバペネム低感受性化、並びにB群レンサ球菌におけるペニシリン低感受性化(PRGBS)が世界的に懸念されています。しかし、既存の自動薬剤感受性試験装置では判定精度が不十分であり、誤判定や見落としによる適切な治療機会の喪失が問題視されています。感染拡大を防ぎ的確な抗菌薬選択を行うため、これらの薬剤低感受性菌を自動装置等で迅速かつ正確に判別・検出する技術の構築が強く求められています。
Principal Investigator
木村幸司 (東海国立大学機構 名古屋大学 大学院医学系研究科)
Patents and Publications
- 特許出願中