Advantages
- 単離精細胞を用いたインビトロ迅速スクリーニング:一次培養精子形成細胞を活用し、短時間・ハイスループットな環境ホルモン/化学物質の細胞毒性・感受性評価を実現
- 高精度な定量的評価:精巣深部透過性に優れた発光シグナル測定による、精細胞数の微細な変動の正確な定量化
- 試験の効率化と動物愛護(3Rs)への貢献:評価期間の短縮、実験動物使用数の削減および飼育・管理コストの低減 。
Current Stage and Key Data
in vivo / in vitro評価系の構築完了およびProof of Concept(PoC)確立済み。
- 精細胞数との高度な相関:単離精子形成細胞数と発光強度において極めて高い相関を実証
- 環境ホルモン評価の実証:代表的内分泌かく乱物質ビスフェノールA(BPA)曝露に対する精細胞生存率の経時的・濃度依存的な低下の検出に成功
- 化学物質毒性・回復動態の定量化:薬剤(トリコスタチンA等)および物理的ストレス曝露による精子形成障害および回復プロセスの定量評価
Partnering Model
環境ホルモン・化学物質評価系の共同構築、評価用モデルマウス・細胞の提供(MTA、ライセンス)
- 化学製品、農薬、食品添加物、化粧品原料等の早期安全性スクリーニング
- 有害鳥獣対策製品(害獣繁殖抑制剤等)の開発における生殖機能抑制効果の定量的評価
Background and Technology
化学物質、農薬、食品添加物、日用品原材料における環境ホルモン(内分泌かく乱物質)の有無や安全性の評価は、人々の健康確保や各種規制対応において極めて重要な課題です。しかし、従来の生殖毒性試験は、実験動物の交配・受胎・解剖・組織病理学的解析に依存しており、評価完了までに膨大な期間と多大な労力、高額なコストを要していました。また、経時的な影響評価のために多数の実験動物を殺処分する必要があり、国際的な動物愛護原則「3Rs(特に使用動物数の削減:Reduction)」の推進における壁となっていました。本技術は、環境ホルモン・化学物質の安全性評価および開発業務の迅速化・低コスト化を実現する画期的な評価プラットフォームを提供します。
Principal Investigator
福永久典 准教授(北海道大学 大学院保健科学研究院)
Patents and Publications
- 特許出願済み
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