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鏡視下手術の効率化を実現する複数吸引チューブ装填型開創器キット

浸出液による術野の視認性低下を防止するため、ガーゼ付き吸引チューブを複数本あらかじめ装填し、閉鎖回路を維持したまま迅速な交換を可能にする腹腔鏡手術用デバイス

Advantages

- 吸引性能の迅速な復旧:目詰まり発生時、ポンプを予備チューブに繋ぎ変えるだけで吸引機能を即座に回復。
- 手術時間の短縮:吸引管の体内への出し入れ・交換作業(通常1手術につき3〜4回)を削減し、術期を短縮。
- 高い安全性:各チューブが蓋に貫通装填された構造により、体内での紛失や置き忘れを防止。
- 術野展開の効率化:先端ガーゼにより組織の剥離・展開と吸引を同時に行いつつ、組織の吸い込みを抑制。
- 低開発リスク:既存の開創器と組み合わせ可能なシンプルかつ実用的な構成。

Current Stage and Key Data

- 既存の開創器製品およびガーゼ付き吸引チューブを用いた試作品でコンセプト実証済み。
- 従来品における「術中の3〜4回のチューブ交換による時間ロス」および「目詰まりによる吸引力低下」の課題を解決する構成を確立。

Partnering Model

特許ライセンス許諾、共同開発、製品化に向けた技術移転。
- パートナー候補:開創器や吸引チューブを取り扱う医療機器メーカー

Background and Technology

腹腔鏡手術やロボット支援手術において、組織からの浸出液は視認性を阻害し、電気メスによる蒸気がカメラを汚染するなど、手技上の大きな障害となります。 従来の吸引鉗子は骨や臓器などによる操作範囲の制限があり、助手の力量にも左右されていました。また、ガーゼ付きチューブでは、目詰まりによる交換作業の際に気腹を解除する必要があることなどから手術の長時間化が課題となっていました。 本発明は、複数のチューブをシステム化することで、高度化する鏡視下手術のワークフローを円滑にすることを目指しています。

Principal Investigator

丸山哲郎 (千葉大学大学院医学研究院)

Patents and Publications

特許出願済み

プロジェクト番号:bk-05445