サイトロゴ

センチネルリンパ節生検を革新するガンマ線・近赤外蛍光・可視光同軸同時撮像イメージングシステム

ラジオアイソトープ法と近赤外蛍光法の二重標識に加え、患者の体表面・解剖学的輪郭(可視光)を単一視点からリアルタイムに融合表示することによる、迷いのないセンチネルリンパ節同定の達成。

Advantages

- SLN生検における同定率および正確性の劇的向上。
- 従来のリング状光源等における近接撮影時の視野中心部における照射不足や影の発生を防止。
- 撮像アームの移動や手ブレ等で距離が変化しても、幾何学的拡大率の差をリアルタイムに補正し、位置ズレのない正確な重畳画像を生成。
- アタッチメント(アドオン)構造により、既存のガンマ線検出設備へ後付け・統合が可能な優れた汎用性。

Current Stage and Key Data

概念実証(PoC)完了および実証用プロトタイプ評価段階。

Partnering Model

特許ライセンス許諾、術中ナビゲーションシステムとしての共同製品開発・製品設計、技術指導。
- パートナー候補業界:医療用内視鏡・術中イメージングメーカー、放射線測定器・核医学診断機器メーカー、 光学機器・精密機器メーカー、等

Background

乳がんや頭頸部がん等の外科手術において、がん細胞が最初に転移するセンチネルリンパ節(SLN)の正確な同定と生検は、不要なリンパ節郭清を避け、術後の患者QOL(生活の質)を維持するために極めて重要です。臨床ガイドラインでは、深部組織まで透過するガンマ線を捉えるラジオアイソトープ法と、リアルタイムな流路視認性に優れる近赤外蛍光法の併用が強く推奨されています。しかし、従来の医療現場ではこれらを個別の装置(ガンマプローブやNIRFカメラ)で交互に測定しており、各モダリティを患者の体表面・解剖学的構造と重ね合わせて一体表示する統合システムは実用化されていませんでした。さらに、従来の試作システムでは、術中にカメラを患部へ近接させた際の励起光の照射ムラや、撮像距離の変化に伴う視野サイズ(拡大率)の不一致による画像の位置ズレが実用上の大きな課題となっていました。本技術はこれらすべての課題を同時解決し、SLN生検をはじめとする術中ナビゲーションの精度と作業効率を飛躍的に向上させます。

Principal Investigator

中西恒平 助教(東海国立大学機構 名古屋大学大学院医学系研究科)

Patents and Publications

特許出願済み(未公開)

プロジェクト番号:bk-05563