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LKB1不活化肺癌を標的としたオリゴヌクレオチドによる新規治療薬の開発

難治性のLKB1不活化肺癌に対し、特異的に高発現するSMOC1を標的とした次世代型核酸医薬(siRNA)による革新的な治療アプローチ

Advantages

- 未充足の医療ニーズへの対応: 既存のEGFR阻害剤や免疫チェックポイント阻害剤(ICI)が奏効しにくい「Immune-cold」なLKB1(STK11)不活化肺癌に対する初の特異的治療法
- 高い安全性と特異性: SMOC1は成人の正常組織では精巣のみに発現が限定されており、副作用リスクの低減が可能
- 新規性の高い標的: SMOC1と癌の関連性は独自の知見であり、競合する開発プロジェクトが存在しない高い独創性

Current Stage and Key Data

- in vitro検証済み: LKB1機能喪失変異を有する腫瘍細胞株において、SMOC1ノックダウンによる細胞増殖抑制および血管新生抑制効果を確認
- in vivoでの薬効実証: マウスXenograftモデルにおいて、有意な腫瘍増殖抑制効果を実証

Partnering Model

- 共同研究開発、特許ライセンス
- パートナー企業候補: 核酸医薬プラットフォームを保有する製薬企業、新規抗がん剤パイプラインの拡充を目指すバイオベンチャー、DDS技術を有する企業

Background

非小細胞肺癌の約15-20%において、LKB1遺伝子の不活化変異が認められる。このタイプの肺癌は、主要な癌遺伝子であるEGFR変異とは排他的に存在し、さらに現在の癌治療の主流である免疫チェックポイント阻害剤が効きにくいという極めて困難な特性を持っている。私たちは、LKB1が不活化した肺癌においてSMOC1が特異的に高発現し、癌細胞の増殖と血管新生を促進していることを突き止めた。このSMOC1を標的とした治療は、これまでの治療法で効果が得られなかった患者層に対する新たな希望となる可能性がある。

Principal Investigator

田中一大 (東海国立大学機構 名古屋大学医学部附属病院 呼吸器内科)

Patents and Publications

特許出願済み

プロジェクト番号:bk-05220