Advantages
- 新たに同定した起源細胞により、短期間でより高いNK細胞産生効率を実現
- CAR-NK細胞製造における細胞増幅性を向上し、製造プロセス最適化に寄与
- 新規フィーダー細胞の導入により、誘導効率をさらに改善
Key Data
- 2週間で、CD56陰性NK前駆細胞由来のNK細胞産生量が従来比約7.6倍に増加。
- 改良したCAR-NK樹立プロトコルにより、2週間培養で目的NK細胞を約78倍に拡大。
- 膜結合型IL-15発現フィーダー細胞により、従来型比で約1.5倍高い誘導効率を達成。
Partnering Model
大阪大学では、本技術の実用化に向けて、CAR-NK細胞医薬品の開発、NK細胞を用いた細胞療法、ならびにNK/CAR-NK細胞の製造に関心を有する製薬企業、バイオテック企業、CDMOを探索しています。ご関心に応じて、研究代表者との技術ディスカッション、評価検討、共同研究、ライセンス等、柔軟なパートナリング形態についてご相談可能です。
Background and Technology
自家CAR-T細胞療法は高い有効性を示す一方で、製造コストの高さや製造期間の長さが課題です。これに対し、NK細胞はGVHDを起こしにくく、あらかじめ製造・ストック可能な「既製品型」細胞免疫療法として期待されています。しかしCAR‑NK製造では、最適な起源細胞が定義されておらず、CD34陽性細胞からの分化など既存法では3〜5週間の共培養を要するにもかかわらず製造効率が低いという課題があります。
本技術は、真の起源となるNK前駆細胞を同定し、その性質に適した新規フィーダー細胞を用いることで、従来法と比べて約7.6倍の細胞を、わずか2週間で得る高効率な成熟NK/CAR-NK細胞製造プロセスを実現するものです。
Principal Investigator
保仙 直毅 教授(大阪大学 大学院医学系研究科)
Patents
PCT/JP2025/014765